天台宗 慈雲山 無量院 龍眼寺 (萩寺)
龍眼寺創建は応永2年(1395年)、良博大和尚が観世音の夢告とおり、柳島辻堂の下に眠る観世音をまつり、
村に流行していた疾病を平癒し、慈雲山無量院柳源寺と号しました。
その後、寺の湧き水で洗顔すると目がよくなると眼病平癒の観世音として信仰を集め、龍眼寺と改名しました。
江戸初期には、住職が百種類もの萩を諸国から集めて境内に植えたことから、通称“萩寺”として多くの文人墨客が訪れ、
「江戸名所図会」には萩を愛でる人々で賑わう様子が描かれています。
境内に咲く四季折々の花々は、訪れる人の心を和ませ、松尾芭蕉、落合直文など文人墨客の句碑が昔の風情を偲ばせます。
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